●象牙のはんこについて学ぼう!● | ||||||||||||||||||||||
「象牙」と聞けば、多数のお客様がまず疑問に思うことでしょう。 Q. 「象牙」ってワシントン条約とかで輸入禁止じゃないの? A. いいえ、輸入禁止ではありません。 政府管理による輸入制限がありますが一定量はきちんと商取引が行われています。 政府に象牙製品取扱業の登録をし、印材管理帳簿の定期提出をしている業者だけが取り扱えます。
![]() A. まず、絶対流通量が少ないからです。世界に存在する量が少ないと希少で高価になります。 プラチナと同じですね。次に質が非常に高いというのも関係しています。 【1】 素材のキメがとても細かく均質な性質をもっている。 【2】 印鑑材料として最適な保湿性質がある。 【3】 組織が細かくびっしりと詰まっているため、変形しない。 【4】 100年以上の使用に耐えうる素材の堅固さ。 【5】 細かい均質なキメで朱肉の成分をしっかり吸いとり、紙にたっぷりの朱肉を綺麗に転写できる。 ![]() さらに詳しく、 ※【1】の均質な性質は【3】【5】の面でも印鑑に好条件です。 象牙ほど、細かく均質な目をもっている印材は他にありません。 ※【2】と【4】も関連性があります。 印材自身が自分で水分を調整してくれる性質が、印材を変形せずに長持ちさせてくれます。 この保湿性質は【5】の捺印時の鮮明さにも好影響をあたえてくれます。 組織の蜜さが象牙の最大の特徴ともいえます。 ※【3】の変形しない、という点。 これは、印鑑・実印において最も重要な点であるといえます。 印鑑証明などで、印影を登録するということは、その印鑑の押した跡(印影)で 届け出されたものと、一致する印影かを判断します。 その印影は「あなたの意思」また「あなた自身」そのものと同価値をもっています。
■象牙印材のランクって何で決まるの?■ ![]() 【象牙のランク】 象牙は品質や印材採取場所によってランクが違う。 当店の象牙印材のランクは上のイラストを参考にして下さい。 中心部に向かうほど目が細かく揃っているため、中心部分から取れた素材はとても貴重。 「芯持ち」と呼ばれ、他の象牙印材と比べても高価。 また、芯の部分を横にして採られた印材は「横目」「日輪」と呼ばれている超最高級印材。 しかし、その特性については、下記【象牙の日輪について】を参照※ なお、「極上」、「特上」、「特A」、「上」、「上並」、「並」などのランク表記はメーカーや印章店によって異なる場合がある。 本象牙【極上】実印のページへ 本象牙実印のページへ
※ちょっとおせっかいな、はんこ屋店長の小言のような部分もありますが、 ここまで読んでいただいてありがとうございます。 はんこの事に詳しい方はそうおられないと思います。 当店のページをご覧になって、いろいろ参考にしていただければと思い、 【当店独自の見解】等を掲載しています。 +-+-+-+-+< NEWS >+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ ◆象牙に関するニュース◆ 9年間の象牙取引禁止で合意 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- |